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ゆるゆりは、ゆるくて笑える日常と、どこか心温まる関係性が魅力の人気漫画シリーズです。
長年にわたって愛されてきた本作ですが、最近は「ゆるゆりは完結したのでは?」という声もちらほら聞こえるようになりました。
実際、最新刊である第23巻が発売されてから、今後の展開について気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ゆるゆりが本当に完結しているのか、そして第23巻以降も連載は続いているのかについて詳しくご紹介します。
ゆるゆりは完結した漫画?
ゆるゆりは長年にわたって愛されてきたシリーズですが、本当に完結しているのかどうかは意外と知られていません。
結論から言うと、ゆるゆりは現在も完全には完結していない作品です。
理由としては、原作コミックが現在も続いており、新刊も不定期ながら刊行されているからです。
実際、2024年12月の時点で最新刊は第23巻で、物語の終止符を打つような描写は見られていません。
作品の区切りごとの完結感とは?
ただ、ゆるゆりは日常系ギャグ作品であり、シリアスなストーリー展開や物語の山場が少ないため、読者によっては「この巻で一区切り」と感じる部分も存在します。
例えば、キャラクターたちが学年を進級しないという特徴があり、物語の時間がほとんど進行しないため、どこから読んでも楽しめる一方で、どこで終わっても違和感が少ないという独特の構造を持っています。
このように、ゆるゆりは公式に完結が宣言されているわけではありませんが、区切りごとに小さな満足感が得られるため、読者によっては「自分の中ではもう完結した」と感じることもあるでしょう。
とはいえ、スピンオフ作品の展開や定期的な新刊の発売を考えると、今後もまだまだ楽しめる可能性があるシリーズと言えます。
ゆるゆり各巻の発売日や最新刊
ゆるゆりの最新刊や連載の動きについては、継続して読んでいるファンでさえ追いかけづらい面があります。
ここでは最新の刊行情報とスピンオフ作品について詳しく紹介します。
各巻の発売日と収録話
- 1巻:2009/07/18(第1話~第12話)
- 2巻:2010/01/18(第13話~第22話)
- 3巻:2010/06/18(第23話~第32話)
- 4巻:2011/01/18(第33話~第43話)
- 5巻:2011/05/18(第44話~第51話)
- 6巻:2011/06/18(第52話)
- 7巻:2011/07/28(全編描き下ろし)
- 8巻:2012/07/23(第53話~第61話)
- 9巻:2012/07/26(全編描き下ろし)
- 10巻:2013/06/01(第62話~第70話)
- 11巻:2014/02/01(第71話~第78話)
- 12巻:2014/08/04(第79話~第88話)
- 13巻:2015/02/04(第89話~第98話)
- 14巻:2016/01/18(第99話~第108話)
- 15巻:2017/05/31(第109話~第118話)
- 16巻:2018/01/30(第119話~第128話)
- 17巻:2019/08/29(第129話~第138話)
- 18巻:2020/05/27(第139話~第148話)
- 19巻:2020/12/23(第149話~第158話)
- 20巻:2021/08/31(第159話~第168話)
- 21巻:2021/12/27(第169話~第178話)
- 22巻:2022/12/26(第179話~第188話)
- 23巻:2024/12/24(第189話~第198話)
現在の最新刊と連載状況について
ゆるゆりの最新刊は第23巻で、2024年12月時点で一迅社の「コミック百合姫」にて連載が継続中です。
連載は不定期であり、以前のようにコンスタントに単行本が発売されるわけではないため、最新巻の情報を把握するには公式サイトや作者のSNSを定期的にチェックする必要があります。
なぜこのように間隔が空いてしまうかというと、作者「なもり先生」は他の作品の執筆やイベント対応など多方面で活動しているためです。
そのため、読者としては続きがなかなか読めずもどかしさを感じることもあるかもしれません。
とはいえ、作品の内容自体は毎回安定しており、主要キャラクターたちの関係性やユーモアは変わらず健在です。
連載が止まっていないという事実は、今後も新たな物語が読める期待につながります。
次巻「24巻」の発売日予想!
次巻となる第24巻の発売日は公式からの発表はまだありません。
そこで、過去の発売間隔を参考にすると、2025年12月から2026年12月の間に発売される可能性があります。
近年は発売ペースが遅くなってきていますが、最新情報は公式サイトや出版社の発表を随時チェックすることをおすすめします。
スピンオフ「大室家」の続編展開もチェック
ゆるゆりの世界観をより深く楽しみたい方には、スピンオフ作品「大室家」も見逃せません。
これは、主人公の一人である大室櫻子の家族に焦点を当てた派生作品で、原作同様になもりが手掛けています。
この作品は当初、ニコニコ静画で連載されていましたが、その後「ゆりひめ@ピクシブ」に移行し、2024年12月時点で第8巻まで刊行されています。
注目すべきなのは、2024年に「大室家 dear sisters」「大室家 dear friends」というタイトルで劇場アニメが公開されたことです。
映画化により、スピンオフでありながらも本編に匹敵するほどの注目を集めており、今後の展開にも期待が高まっています。
原作とは異なる視点で描かれる家族の日常が、作品に新たな魅力を加えている点も見逃せません。
読者の中には、本編よりこちらの雰囲気の方が好みだという声もあるほどです。
漫画「ゆるゆり」を安く読む方法
「ゆるゆり」は既に20巻以上、単行本が発売されているので、全巻揃えるとなるとそこそこのお値段になります。
そこで、電子書籍ストアでクーポンやキャンペーンなどを活用すると、実質定価よりも安く買えることがありますので、おすすめサイトを紹介します!
ebookjapan:初回70%OFFクーポンが魅力
ebookjapanは、漫画の取り扱いが非常に豊富な点が特徴です。
取り扱い冊数は100万冊を超え、少年漫画や少女漫画、青年・女性漫画、さらにはTLやBLなど幅広いジャンルが揃っており、漫画ファンにとって非常に使い勝手の良いプラットフォームとなっています。
そして、初めて利用される方を対象とした特典があり、70%OFFクーポンが6回分配布されます。
このクーポンは1回の購入につき最大500円まで割引が適用され、有効期限は60日間。
例えばゆるゆりの単行本で23巻は1冊814円で販売してますが、クーポンを利用すれば314円で購入可能となるため、初回利用時には非常にお得です。
また、ebookjapanでは常時18,000冊以上の無料漫画が公開されており、会員登録なしでも一部作品の試し読みができます。
PayPayと連携している点も強みで、支払いにPayPayを使用することで、ポイント還元を受けることも可能です。
中でも毎週開催されるコミックウィークエンドでは金土日の購入で高還元が受けられたり、曜日ごとに配布される割引クーポン、期間限定のセールなど、継続して利用したくなる仕組みも整っています。
ブックライブ:Vポイントが使えるサービス
ブックライブは漫画もそうですが、小説、ビジネス書、雑誌など幅広いジャンルの書籍を取り扱っています。
特徴として、豊富な作品数、充実した無料コンテンツ、お得なクーポン制度、ポイント還元、使いやすいアプリなどが挙げられます。
無料で読める作品も充実しており、常時1万冊以上の無料漫画が提供されています。
これらの無料作品は、会員登録なしでも読むことができるため、気軽に試し読みが可能です。
そして、お得なクーポン制度もブックライブの魅力の一つです。
毎日1回引ける「クーポンガチャ」では、10%から最大50%OFFのクーポンがランダムで当たります。
さらに、新規会員登録者には70%OFFクーポンが配布されるなど、初めて利用する方にも嬉しい特典があります。
ちなみに、購入金額に応じてVポイントやブックライブポイントが貯まります。
Vポイントは1ポイント=1円として利用でき、ブックライブポイントと併用することも可能です。
また、会員ランク制度があり、前月の購入金額に応じてポイント還元率が最大3%までアップします。
ブッコミ:月額ポイント制のサービス
ブッコミ(BookLive!コミック)は、電子コミックに特化した電子書籍サービスです。
このサービスでは、毎月定額の料金を支払うことでポイントが付与され、そのポイントを使って漫画を購入する仕組みとなっています。
月額コースには複数のプランが用意されており、例えば月額330円のコースでは330ポイントが付与され、さらに継続利用することでボーナスポイントも加算されます。
このようなポイント制度により、継続的に利用するユーザーにとってはお得感があります。
そして、ブッコミの特徴の一つとして、漫画によっては1話単位で購入できる点が挙げられます。
これにより、ユーザーは自分のペースで読み進めることができ、必要な分だけ購入することが可能です。
また、無料で読める作品も多数提供されており、定期的に更新される無料漫画や割引キャンペーンなども実施されています。
対応デバイスについては、専用のアプリを必要とせず、スマートフォンやタブレット、PCのブラウザから直接アクセスして閲覧することができます。
ただし、オフラインでの閲覧には対応していないため、常にインターネット接続が必要となります。
ゆるゆりの漫画概要
ゆるゆりは一見シンプルな日常系漫画に見えますが、登場人物の個性や関係性が絶妙に描かれており、読めば読むほど引き込まれていきます。
ここではその魅力や読者の評価について紹介します。
あらすじ:笑いと癒しが詰まった日常の物語
ゆるゆりの物語は、七森中学に通う女子生徒たちの日常を描いたもので、ごらく部という非公式の部活が物語の中心となります。
物語の主役は赤座あかりという中学1年生の少女で、彼女の周囲には個性的な仲間たちが集まっています。
基本的に特定の目的や目標があるわけではなく、学校での会話や放課後の過ごし方といった日常のやりとりが中心です。
そう聞くと単調に思われるかもしれませんが、登場人物それぞれの性格や掛け合いが独特で、毎回新しい楽しみが生まれる構成になっています。
そのため、物語に大きな起伏がなくても読者を飽きさせず、むしろ「何も起きないこと」が心地よく感じられるのがこの作品の魅力と言えるでしょう。
見どころ満載!笑いや関係性を楽しむ
ゆるゆりの見どころは、まず何と言ってもキャラクター同士の掛け合いです。
天然で存在感の薄いあかり、自由奔放な京子、ツッコミ役の結衣、腹黒な一面を持つちなつなど、タイプの異なるキャラクターたちが繰り広げる会話劇は、読んでいて思わず笑みがこぼれます。
次に注目すべき見どころは、友達以上恋人未満のような微妙な関係性です。
百合要素が強調されすぎず、あくまで自然なやり取りの中に淡い感情がにじむ描写は、この作品ならではの持ち味です。
こうした描写は、感情移入しやすく、読者にとっても「誰を推すか」という楽しみにつながっていきます。
さらに、アニメ版と比較することで新たな見どころが生まれます。
演出やテンポ、声優の演技によって、漫画とは違った角度からキャラクターの魅力が引き出されているため、両方を楽しむことで作品への理解がより深まります。
実際に読んで感じたゆるゆりの魅力
ゆるゆりを読んでまず感じたのは、想像していた以上にキャラクター同士のやり取りが丁寧に描かれていることでした。
ギャグ漫画として紹介されることが多い作品ですが、ただ笑わせるだけでなく、登場人物たちのちょっとした表情や言葉の裏にある関係性の深さがしっかり伝わってきます。
特に印象的だったのは、ごらく部のメンバーが何気ない日常を一緒に過ごすシーンの数々です。
大きな事件が起きるわけではないのに、なぜか心が温かくなり、次のページをめくるのが楽しみになっていました。
あかりの存在感の薄さをネタにしつつも、周囲に優しく受け入れられている姿は、読んでいて妙に癒されます。
もちろん、腹筋が緩むようなギャグやツッコミの応酬も健在で、特に歳納京子の暴走っぷりには何度も笑わされました。
一方で、時折見せる綾乃の不器用な好意や、ちなつのブラックな一面など、キャラクターごとのギャップも魅力に感じます。
読み進めるうちに、単なるコメディではなく「こんな関係っていいな」と思えるような、やさしい時間の流れを感じさせてくれる作品でした。
肩肘張らずに読めるのに、気づけば何度もページを戻ってしまう不思議な引力がある漫画だと、私は感じました。
ゆるゆりの作者:なもり先生
ゆるゆりの原作者は、なもりという名義で活動している漫画家です。
富山県出身で、現在は京都府に在住しており、2006年にデビューして以降、百合ジャンルを中心に活動を続けています。
代表作の一つである「ゆるゆり」は、雑誌「コミック百合姫」での連載を通じて、一躍人気作となりました。
なもりの特徴は、繊細な感情表現と独自のキャラクターデザインです。
日常の中にあるちょっとした違和感や、人間関係の微妙な距離感を、自然な会話とやさしい絵柄で表現しています。
その一方で、キャラクターのデフォルメやコミカルな描写にも優れ、笑いと癒しが同居する作風が多くの読者に受け入れられています。
なお、名前の由来は「な」は高校時代のクラスメイトの字の書き方から「もり」には特に意味がないと語っており、ユニークさの中にも素朴な一面が感じられます。
異常なスピードで描く「なもり」の伝説
なもりが注目を集めた理由の一つに、圧倒的な作画スピードがあります。
とにかく速筆で知られており、一度に大量のページを描き上げたこともあるほどです。
実際、2010年の「コミック百合姫S」最終号では、一挙8話分、計100ページを掲載したという逸話が残っています。
また、特典として配られた直筆サイン色紙をわずか数時間で100枚描き上げた記録もあり、その速さは「なもりは4人いるのでは」と冗談混じりに言われるほどでした。
このような伝説的なスピードに加え、クオリティの高さを保っている点も見逃せません。
ただし、近年は体調や他の仕事の兼ね合いもあってか、以前よりはペースが落ち着いている印象もあります。
それでも、作品にかける情熱や読者への誠実さは変わらず、現在も安定した人気を維持し続けています。
ゆるゆりのアニメ版は違いがある?徹底解説
ゆるゆりは原作漫画から派生したアニメシリーズも高い人気を誇りますので、アニメと原作との違いや、それぞれの魅力を深掘りしていきます。
アニメと漫画の違いとは?
ゆるゆりのアニメと原作漫画では、基本的なストーリーやキャラクターの性格は共通していますが、表現方法や雰囲気には明確な違いがあります。
まず、アニメは音声や音楽、色彩による演出が加わることで、ギャグのテンポ感が強調され、笑いがより直感的に伝わります。
一方で、漫画は読者が自分のペースで読むため、細かな描写やセリフの余韻をじっくり味わうことができます。
漫画版では背景やキャラクターの表情に時間をかけて読むことができるため、日常の空気感や間の取り方をより丁寧に楽しめるという利点があります。
このため、アニメはテンポよく気軽に楽しみたい人に向いており、漫画は細かな描写をじっくり堪能したい読者におすすめと言えるでしょう。
それぞれの良さを理解しておくと、どちらの媒体でもゆるゆりをより深く楽しむことができます。
制作会社の変遷とその影響
ゆるゆりのアニメは、シーズンごとに制作会社が変わったことで、映像表現や演出のスタイルにも違いが見られます。
第1期と第2期は「動画工房」が担当しており、明るくポップな色使いや柔らかい作画が特徴的でした。
画面全体に軽やかさがあり、原作のギャグ要素と親和性が高い仕上がりになっています。
その後、OVA「なちゅやちゅみ!」や第3期「さん☆ハイ!」では「TYOアニメーションズ」(現在のゆめ太カンパニー)に制作が引き継がれ、キャラクターデザインや背景美術にややリアルさが加わりました。
これにより、作品全体の雰囲気が少し落ち着いた印象となり、日常描写に重みが増しています。
さらに、2019年のOVA「ゆるゆり、」では「Lay-duce」が制作を担当し、作画の線や色のコントラストが変化したことで、映像的には新鮮さが際立ちました。
こうした制作会社ごとの変化は、視覚的な印象だけでなく、作品全体のテンポや空気感にも影響を与えているため、視聴の際には注目しておきたいポイントです。
登場キャラクターの描かれ方の変化
アニメと漫画では、登場人物の描かれ方にも違いがあります。
原作ではキャラクターごとの内面描写や小さな感情の動きが細かく描かれ、読者の想像力に委ねられる部分が多くあります。
たとえば、ちなつの腹黒さや結衣の不器用な優しさは、コマ割りやセリフの間から読み取ることで、じわじわと伝わってくる魅力です。
一方、アニメでは声優の演技やBGM、テンポの良い編集によって、キャラクターの性格がよりストレートに伝わります。
歳納京子の破天荒さや杉浦綾乃のツンデレぶりなどは、声のトーンや演出によって誇張されることが多く、笑いやインパクトを強調する場面が増えます。
さらに、アニメでは原作にないオリジナルエピソードも含まれており、キャラクター同士の新しい関係性や一面を見ることができる点も見逃せません。
このように、媒体ごとの特性によってキャラクターの見え方が変わるため、同じキャラクターでも異なる印象を受けることがあります。
そうした違いを比較しながら楽しむのも、ゆるゆりファンにとっての大きな醍醐味です。
アニメ化の裏話と反響について
ゆるゆりがアニメ化されたきっかけには、プロデューサーが原作第1巻を読んだことが関係しています。
もともと女子校出身だったことから、登場キャラクターたちの関係性や日常描写に共感を覚え、アニメ化を強く推したと言われています。
アニメ版は2011年に第1期が放送され、その後も第2期、OVA、特別編、第3期と展開されていきました。
放送後の反響は大きく、原作以上に広く知られるようになり、キャラクターソングやイベント展開、さらにはクラウドファンディングによる新作OVAの制作まで行われました。
このように、アニメによって原作の魅力がさらに引き出され、多くのファン層を獲得することに成功したのです。
ファンの中にはアニメをきっかけに原作へと興味を持った人も多く、相乗効果でシリーズ全体の人気が加速したと考えられます。
今後も、アニメ・原作ともに新たな展開が期待されるコンテンツです。
ゆるゆりは完結した?まとめ
ゆるゆりは、笑いと癒しが絶妙に融合した日常系百合コメディでありながら、キャラクター同士の繊細な関係性や会話の妙が魅力の作品です。
原作は現在も続いており、完結はしていないものの、各巻でしっかりとした読後感が得られます。
アニメ化によって一層人気が高まり、制作会社の変遷による表現の違いも楽しめるポイントです。
また、スピンオフ「大室家」や、作者・なもりの伝説的な速筆ぶりなど、作品の外側にも見どころが多くあります。
漫画とアニメで異なる楽しみ方ができるため、どちらか一方ではなく両方を味わうことで、より深く作品世界に浸ることができます。
ゆるやかで優しい世界観を求める方には、ぜひ手に取ってもらいたいシリーズです。