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海が走るエンドロールは映画を製作に関連した漫画で、映画好きには面白い内容かもしれません。
見どころなどがたくさんあり、読み応えを感じる漫画ですが、すでに完結している作品なのでしょうか?
また、映画がテーマとなっているだけに、映画化されているのでしょうか?
この2点を中心に今回はご紹介します。
海が走るエンドロールは既に完結している作品?
結論から言いますと、海が走るエンドロールは連載中の漫画です。
ですので、2024/10/05日現在では、まだ完結していないので今後も継続して連載される予定の漫画です。
また、ミステリーボニータという月刊誌に連載している作品ですので、完結にはまだまだ時間がかかると予想されます。
但し、今後人気の低迷や出版社の契約状況などによっては、急に完結する可能性もあります。
特に読者からの人気が低下すると、出版社は連載を終了させることを決定する場合があります。
さらに週刊誌や月刊誌での連載漫画は、読者の反応やアンケート結果によって打ち切りが決まることがあります。
人気が低迷すると売り上げが減少し、連載の継続が難しくなるためです。
各巻の発売日と配信話
2024/10/05日現在、海が走るエンドロールは6巻まで発売されています。
次巻となる7巻の発売は、2024年の後半と予想されています。
- 1巻:1話~5話(2021/08/16)
- 2巻:6話~10話(2022/02/16)
- 3巻:11話~15話(2022/07/14)
- 4巻:16話~20話(2023/02/16)
- 5巻:21話~25話(2023/08/16)
- 6巻:26話~30話(2024/03/14)
また、単行本の最終話は月刊ミステリーボニータ2024/02月号に収録されている第30話となっています。
よって、もし最新話を読みたい場合は、月刊ミステリーボニータを読んだ方がいち早く最新話を読むことが出来るのです。(最新話が2024年5月号に掲載されている為)
詳細:ミステリーボニータ 2024年5月特大号 | 秋田書店
海が走るエンドロールは映画化された作品?
海が走るエンドロールは主人公が映画制作に挑戦する物語を描いているので、映画化されていてもおかしくないでしょう。
2024/10/05日時点で、実際に本作品の映画化の予定や情報については公には明らかにされていません。
しかし、今後の公式発表や、作品の人気に伴う展開によっては映画化の可能性もあります。
ですので、公式サイトや発行元である秋田書店のウェブサイト、または作者のたらちねジョンさんのSNSなどで最新情報をチェックすることをお勧めします。
また、漫画が映画化されるのは、さまざまな要因が絡み合うため、難しいことがあります。
漫画が映画化されるためには、原作が十分に人気があり、広く認知されていることが重要です。
人気がある漫画であれば、映画化した際に多くの観客を呼び込むことが期待できますが、逆に知名度が低い漫画では映画化のリスクが高くなります。
さらに、漫画のストーリーが映画として適応可能かどうかも重要な要素です。
漫画の物語は長編であることが多く、複数のエピソードや細かい描写が含まれています。
これを2時間程度の映画にまとめるのは難しく、物語の核心部分を損なわずに再現する必要があります。
他にも、キャラクターのビジュアルや個性を忠実に再現しながら、実際の俳優が演じることが求められること。
多大な予算が必要となることなどがあり、特殊効果やアクションシーンが多い漫画の場合、制作コストが高額になることがあります。
制作費を回収できるだけの興行収入を見込めるかについても、映画化となる重要な判断基準となります。
海が走るエンドロールの漫画概要
あらすじ:映画制作へ挑戦する65歳の主人公
物語はうみ子さんが夫を亡くし、数年ぶりに映画館を訪れることから始まります。
映画を見て、夫との初デートの時に言われた言葉を思い出していると、映画中に客席でふと目が合った映像を勉強する学生、濱内海くんと出会います。
海は独特の雰囲気を持つ青年で、プロジェクター越しではなくリアルタイムで映画を観ることの魅力について饒舌に語る人物だった。
その後、壊れたビデオデッキを海に直してもらってから、「老人と海」という映画作品を一緒に観ます。
そこで海から「あなたは映画を撮る側の人間なんじゃないか?」と問いかけられたうみ子は、心の奥底に眠っていた情熱が目を覚まし始める。
ずっと観客でしかなかった自分が、映画を作るという新しい挑戦に惹かれていることに気づいたのだ。
そこで、うみ子は自分も映画を作りたいと気づき、美術大学の映像科に入学。
娘の励ましも受け、65歳にして美大への入学を決意。若者たちに混じりながら映像作りを学ぶ日々が始まる。
最初は周囲から奇異の目で見られるが、その熱意と意欲が次第に学生たちの心を動かしていきます。
しかし、初めての課題作品では経験不足と厳しい評価を受け、うみ子は挫折を味わうことに。
それでも彼女は自分を奮い立たせ、映画への情熱を見直し続けるようになるのです。
一方、海はプロの映画制作現場で修行し、実践的な技術を学び始める。
海自身も、映画を作ることへの純粋な情熱と向き合い模索する中で成長していく。
それぞれが互いに影響を与えながら、目標に向かって進むようになります。
初めて会ったあの日から、お互いに映画作りへの情熱を共有していたことを再確認し、これからの映画制作のパートナーとしての絆を深めていくことに。
老いも若きも境界を越えて、夢を追いかけることの素晴らしさを日々味わいながら、二人は新たな映画制作に挑むのだった。
作者:たらちねジョン先生
海が走るエンドロールの作者は「たらちねジョン」という先生の漫画です。
うみ子さんのキャラクターを作る際、実際の母親やその友人に話を聞き、インスピレーションを得ています。
これにより、うみ子さんのキャラクターがリアルに感じられ、海が走るエンドロールは「このマンガがすごい 2022」で第一位を獲得しています。
また、作者のたらちねジョン先生は「海が走るエンドロール」の他にも、いくつかの注目すべき作品を制作しています。
代表作として「グッドナイト、アイラブユー」と「アザミの城の魔女」などがあります。
これらの作品は、たらちねジョン先生の独創的なストーリーテリングと感動的なキャラクター描写により、多くの読者から高い評価を受けています。
特に「グッドナイト、アイラブユー」は、感動的なストーリーが展開される作品で中でも特に評価が高い作品の一つです。
「アザミの城の魔女」は、奇想天外な設定と魅力的なキャラクターが織り交ぜられたファンタジー作品で、読者に夢と冒険の世界を提供しています。
他にも、作品リストにはアルコホール・コミュニケーション、アンノウン、大人のヒヨコなどもあります。
たらちねジョンさんのこれらの作品は、人間関係や自己発見、そして人生の選択に関する深い洞察を提供し、読者に感動的で心温まる体験を提供しています。
彼女の作品は、心に残るストーリーと感動的なキャラクター描写で、多くの読者から愛され続けています。
作者のSNS:たらちねジョン (@new_john1) / X
レビュー:挑戦を諦めない心に勇気をもらえる
海が走るエンドロールは、65歳の未亡人であるうみ子さんが映画制作を通じて描かれる物語に心を打たれました。
心理描写がとても丁寧で、感情の揺れ動きを感じられる点が素晴らしいです。
特に印象的だったのは、うみ子さんと若い美大生カイ(濱内海)との関係性。
彼らの交流はジェネレーションギャップを超えており、年齢や背景が異なる人々同士が互いに影響を与え合う姿が描かれています。
カイの中性的なデザインもキャラクターとしての魅力を高めており、うみ子さんとの距離感がちょうどよく心地よいです。
ストーリーとしては、人生の残り時間が限られている中でも、挑戦することの尊さを実感できます。
映画制作という共通の目標に向かって進む彼女の姿は、「歳を取っても挑戦を諦めないことが大切だ」と教えてくれます。
その姿勢に勇気をもらい、私自身も新たな挑戦をしようという気持ちになりました。
美大生や映画制作現場の描写もリアルで、当時の空気感が蘇ります。
映画とは視覚だけのものではなく、心に響く深いテーマを持っていると感じさせてくれる素敵な作品です。
特に、作中での心情を映画のように視覚的に表現する技術に感心しました。
全体として、人生の新しい挑戦が描かれた温かい物語でありながらも、その背景には現実的な苦悩や葛藤も描かれています。
この漫画を読むことで、自分の人生にも新たな希望と勇気が湧いてきます。
映画制作に焦点を当てた新しい視点から、心の深い部分に触れる作品です。
読後に感動と共感が残る、ぜひ多くの人に読んでもらいたい一冊です。


海が走るエンドロールは完結済みの漫画?まとめ
海が走るエンドロールはたらちねジョン先生の漫画で、主人公の茅野うみ子が65歳で映画制作の道を探求する物語を繊細に描かれています。
2020年より月刊ミステリーボニータに連載が開始され、2024/10/05日現在は6巻までが発売され、次巻となる第7巻は2024年の年末に登場予定です。
また映画化の情報はまだないが、今後の発展が期待されています。
この漫画の特徴は、うみ子さんの年齢です。作中でうみ子さんは「まだいろいろできるんじゃないか」と思って行動に移します。
65歳で新しいことを学び、夢を追いかけるうみ子さんの姿を描くことで、読者にも何歳になっても新しいことを学ぶこと、夢を追求すること、友情などの大切さや一歩踏み出す勇気を教えてくれています。
歴史ある出版社「秋田書店」から発行されており、秋田書店は1948年の設立以来、数々の人気漫画を世に送り出してきた実績を持っています。