ライチ光クラブはどんな話?完結情報や漫画あらすじ紹介

青年漫画

※本ページはプロモーションが含まれています

ライチ光クラブはメディアミックスとなっている作品で、漫画はもちろん舞台化にもなっているので、結構有名な作品と言えます。

また、今からライチ光クラブを読んでみたい、という方にとって「どんな話なのか知りたい!」と誰でもこのように思うものです。

他にも、漫画は完結しているかどうか、そして作品について具体的に知りたいですよね。

今回はライチ光クラブはどんな話か、そしてすでに完結した漫画かどうか。

さらには、あらすじや見どころまで具体的にご紹介します。

ライチ光クラブはどんな話の漫画?

ライチ光クラブは、1980年代の東京を背景に、少年たちの狂気と野望を描いた作品です。

主人公、ゼラは不良少年集団「光クラブ」の一員として、ロボット「ライチ」の制作を始めます。

このロボットは、少女を捕獲するための手段として考案されました。

しかし、ライチの完成後、クラブ内部での欲望と暴力がエスカレートし、彼らの間に亀裂が生じます。

この物語は、人間の欲望、狂気、そして成長を巧みに描き出しています。

特に、ゼラの心の葛藤や、光クラブのメンバーたちの間の複雑な人間関係は、読者の心を深く捉えます。

ライチが連れてきた美少女「カノン」の出現は、物語に新たな波紋を投げかけ、クラブのメンバーたちの間に更なる亀裂を生む要因となります。

また、作品の背景となる80年代の東京の風景や、古屋兎丸独特の耽美で退廃的な世界観も、物語の魅力を一層高めています。

少年たちの純粋さと狂気が交錯する中で、彼らの「大人になりたくない」という思いや、人間の本質的な部分が浮き彫りにされています。

ライチ光クラブは、その衝撃的な内容と深いメッセージ性で、一度読むと忘れられない印象を残す作品です。

物語には人間の心の奥深さや、葛藤が繊細に描かれています。

以上、ライチ光クラブはこのようなあらすじとなっていますが、注意点があります。

一部、暴力的なシーンや独特の世界観が含まれているため、読む際には注意が必要かもしれません。

>>ライチ光クラブを立ち読みする

よって、読む人にとっては好き嫌いが激しい作品で、またちょっと古臭く感じる部分があるかもしれません。

ライチ光クラブは完結した漫画?

驚かれる方も多いですが、ライチ光クラブは1巻完結となっている作品です。

ですので、漫画は1巻で完結しており1巻を読めば、すべてが理解できるようになっています。

ページ数は一般的な単行本に比べて多くなっており、約331ページのボリュームがあります。

また、ライチ光クラブは完結していますが、関連作品として「ぼくらのひかりクラブ」という作品もあります。

こちらも完結している作品なので、読み比べてみると面白いのでおすすめです。

>>ぼくらのひかりクラブをチェックする

ライチ光クラブの漫画作品情報

見どころは魅力的なキャラクターの行動

光クラブの少年たちは、自らの野望を達成するために、手段を選ばず行動します。

彼らの行動は、人間の狂気や欲望を鮮明に描き出しており、読者を引き込む要因となっています。

漫画では衝撃的なストーリー展開が繰り広げられるのですが、見どころとしては魅力的なキャラクター達でしょう。

主人公のゼラは、カリスマ性と狂気を併せ持つ少年として描かれています。

彼の行動や思想は、物語の中心となっています。

また、タミヤやジャイボ、ニコなど、光クラブのメンバーたちも、それぞれに魅力的なキャラクターとして描かれています。

その他、古屋兎丸の耽美的な絵柄と、スピード感あるストーリー展開も見どころの一つ。

ライチ光クラブの大きな特徴となっており、この独特な世界観は、多くのファンを魅了しています。

他には、少年たちの歪んだ思想や美しい少女とロボットの恋など、多くのテーマを深く探求しています。

これにより、単なるエンターテインメントとしてだけでなく、深いメッセージ性を持つ作品としても評価されています。

残酷なシーンが多いため、苦手な方は注意が必要ですが、その背後にある深いメッセージやキャラクターたちの魅力を感じることができるでしょう。

アニメや映画でも見れる

「ライチ DE 光クラブ」という作品は、東京グランギニョルの舞台作品「ライチ光クラブ」をベースに、古屋兎丸が手掛けたマンガを元にしたショートアニメ作品です。

物語の舞台は、少年たちが集まる秘密の場所の光クラブ。

ここで、彼らはライチの果実をエネルギー源とするロボット、ライチを制作します。

アニメ版も漫画と似たような内容となっており、アニメでは漫画でおなじみのキャラクターを中心に、毎回異なるエピソードでユニークな会話や出来事が展開されます。

主要なキャラクターとして、ゼラ、ニコ、ライチ、ジャイボ、カノンなどが物語を彩ります。

ゼラは「光クラブ」のリーダーとして、美しさを追求し、ライチにその役割を託します。

また映画にもなっています。映画は、古屋兎丸氏の漫画「ライチ光クラブ」を原作としており、その独特な世界観とキャラクターが映画でも再現されています。

この映画は、力と美を追求する少年たちの物語を中心に描かれており、内藤瑛亮監督のもと、野村周平をはじめとするキャストが出演しています。

映画は2016年に公開され、多くのファンから高い評価を受けています。興味があれば、公式サイトや関連情報をチェックしてみると良いでしょう。

詳細:映画「ライチ光クラブ」公式サイト

作者は古屋兎丸さん

作者でもある古屋兎丸さんは小さい頃から漫画に興味を持ち、高校時代にはアングラ文化に触れる。

美大卒業後、アーティストとしての道を目指すも、漫画家としての道を選び、1994年に「Palepoli」でデビュー。

以後、多数の作品を発表し、その独特な画風とストーリーで多くのファンを魅了しています。

代表作としては、完結しているインノサン少年十字軍という漫画。

歴史的背景を持つ作品で、少年たちの冒険を描いています。

他にも完結した漫画では「少年たちのいるところ」という作品があります。

古屋兎丸さんの独特なタッチで、少年たちのちょっと普通ではない高校生活を切り取った作品です。

多彩な画風と繊細な描写が特徴的で、ブラックな作風を得意としています。

初期の作品「ショートカッツ」では、メタフィクションやエロティシズムが主流でした。

古屋兎丸さんは、その独自の世界観と深いメッセージ性で、多くの読者に愛されている漫画家です。

彼の作品は、今後も多くの人々に読まれ続けることでしょう。

詳細:古屋兎丸 (@usamarus2001) / X

読んだ感想「独自の世界観」

1980年代の東京を舞台に、不良少年たちの集まり「光クラブ」の活動を描くライチ光クラブ。

この漫画の最大の魅力は、その独自の世界観。衝撃的なエピソードやキャラクターの深い闇が、読者を引き込む要因となっている。

特に、クラブのメンバーたちの猟奇的な行動や、彼らの間に生まれる葛藤は、人間の心の奥底に潜む欲望や狂気を浮き彫りにしている。

また、古屋兎丸の独特な筆致が、物語に一層の深みを加えている。

彼の描くキャラクターたちは、それぞれが魅力的で、彼らの心情や動機が丁寧に描写されている。

他にも、ゼラの狂気とカリスマ性は、多くの読者に衝撃を与えるだろう。

ライチ光クラブは、そのグラフィックな描写から、一部の読者には受け入れがたい部分もあるかもしれない。

成人向けのような描写からグロテスクなシーンが随所に散りばめられており、それに対する耐性がない方は、読む際に注意が必要だ。

ライチ光クラブは、独自の世界観とキャラクター、そして古屋兎丸の独特な筆致が融合した、印象深い作品と言えるでしょう。

 

 

ライチ光クラブはどんな話?まとめ

ライチ光クラブはどんな話かというと、古屋兎丸の独特な筆致で描かれる深遠な物語。

1980年代の東京を背景に、不良少年たちが結成した「光クラブ」が、少女捕獲のためのロボット「ライチ」を制作し、その後の物語を中心に展開される。

この物語は、青春の狂気、欲望、そして純粋さを巧みに織り交ぜ、読者をその世界に引き込みます。

原作は伝説の劇団・東京グランギニョルの舞台で、すでに1巻完結の漫画でその後のメディア展開も盛況。

耽美で退廃的な世界観と、鮮烈なキャラクターたちが織りなすドラマは、一度手に取れば忘れがたい印象を残すこと間違いなし。

漫画以外でも深いテーマとメッセージ性を持つ作品として高評価を得ている。

タイトルとURLをコピーしました