※本ページはプロモーションが含まれています
小説が面白い作品は、一般的にマルチメディア展開が進むケースが多いです。
最近人気の「夫の愛を妻は知らなかった~零れる焔~」も、その例に漏れず、現在は小説や漫画で楽しむことができます。
では、マルチメディア展開がされているということは、ドラマ化もされて視聴できるのでしょうか?
また、原作小説や漫画がどこで読めるのか、まだ知らない人もいるかもしれません。
今回は、読めば読むほど恐ろしさが増す注目作品「夫の愛を妻は知らなかった」について紹介していきます。
※題名にある「~零れる焔~」の読み方は「こぼれるほのお」です
夫の愛を妻は知らなかったはドラマ放送している?
結論から申し上げますと「夫の愛を妻は知らなかった~零れる焔~」は、現在のところドラマ化されておらず、小説と漫画のみが提供されています。
物語の内容やキャラクターの魅力から、今後ドラマ化される可能性はありますが現時点では未定です。
一般的に、ドラマ化される条件としては、作品の人気やファン層の厚さ、ストーリーのドラマチックさが重要視されます。
また、視聴者が共感しやすいテーマや現代社会との関連性が高い作品は、映像化されやすい傾向にあります。
「夫の愛を妻は知らなかった」も、これらの条件を満たしている作品であるため、将来的にドラマ化が実現する可能性は十分にあると言えます。
原作小説はエブリスタで読める
原作小説は、エブリスタという小説投稿サイトで読むことができます。
この作品は299ページにわたる長編であり、すでに完結しているため、物語の結末まで一気に楽しむことが可能です。
最終の299ページは「あとがき」のページとなっている為、実質ストーリーを読めるのは298ページということになります。
また「小説家になろう」では配信されていないため、エブリスタでしか読むことができません。
しかし、無料で全編を読むことができるため、手軽に読むことが可能となっています。
結末が気になる方や、短期間で物語を完結させたい読者にとっては、すぐに読了できる点が大きな魅力です。
エブリスタでは、他の読者とのコメント交流もできるため、作品に対する感想をシェアしながら楽しむことができるのも魅力の一つです。
コミカライズ版も配信中
夫の愛を妻は知らなかったのコミカライズ版があり、電子書籍ストアで配信中です。
最新刊は2024年10月18日に発売される第7巻となっていますが、1巻あたりのページ数は約80ページと少なめです。
一般的な単行本というよりも、短編のような構成となっています。
そのため、1巻330円という手頃な価格で提供されており、気軽に購入して楽しむことができます。
コミカライズ版は小説とは異なる印象で読むことができ、キャラクターの表情やシーンが視覚的に伝わるため、漫画ならではの面白さが感じられるでしょう。
小説を既に読んだ方でも、新たな視点で物語を楽しむことができる内容です。
ちなみに、漫画は2024/10月現在まだ完結していないので、完結するまでにまだ時間はかかります。
おすすめストア:ebookjapan
コミカライズ版を購入する際におすすめなのが、ebookjapanです。
初めて利用する方は、7割引のクーポンを取得できるため、330円の漫画をなんと99円で購入することが可能です。
さらに、PayPayで支払いをすればポイント還元も受けられるため、購入費用をさらに抑えることができます。
こうしたお得なキャンペーンやクーポンを活用することで、電子書籍をよりお手軽に楽しむことができるのです。
紙書籍では割引がないので、このように電子書籍ストアはお得度や利便性が高く、多くのユーザーから支持を集めています。
また、以前はめちゃコミックが独占先行配信していましたが、今では多くの電子書籍ストアが扱っているのでめちゃコミックでしか読めない、ということではありません。
原作者:みやおう先生
小説「零れる焔 夫の愛を妻は知らなかった」の原作者は「みやおう」という先生です。
先生は作家活動を始めたきっかけとして、好きだった作家の作品が配信されなくなり、その寂しさを埋めるために自身で小説を書き始めたことを挙げています。
プロフィールでも控えめなコメントをされており、非常に謙虚な姿勢が伺えます。
また、みやおう先生は「夫の愛を妻は知らなかった」以外にも、複数の恋愛作品を手掛けています。
代表作としては「いつかあなたと」「恋愛 未熟者」「鉄男と華子」などがあり、いずれもエブリスタで読むことができます。
恋愛や人間関係の微妙な機微を描くことに定評があり、彼女の作品は感情豊かなストーリー展開が魅力です。
各作品に共通するテーマは、リアルな感情描写で、多くの読者に共感を呼んでいます。
夫の愛を妻は知らなかったの漫画概要
あらすじ:最悪な結婚生活を続けるヒロイン
19歳の頃、美紗は友人の紹介で知り合った健と付き合い始めます。
健は美紗よりも年上で何をするにも上から目線。
束縛も酷く年下の美紗を「教育する」という名目で酷いパワハラを続けていました。
交際中に何度も別れ話を持ち出した美紗でしたが、その度に強引な意見で押し切られ、結局別れる事すら許されず2人は結婚する事に。
結婚式では2人とも涙を流し、周りからは幸せそうな新郎新婦に見えるものの、美紗の気持ちはとっくに冷めており、バージンロードを歩いている最中ですら憎しみを抱くほどでした。
それでも交際経験すら無かったため「男女とはこういうもの」「結婚とはこういうもの」と思い、健のパワハラに耐えながら何一つ喜びの無い結婚生活を続ける美紗。
しかし健の部下で海外出張を共にした晶という女性が現れ、事態は一変する事に…。
ネタバレ:モラハラ地獄
健のモラハラが始まったのはまだ2人が付き合っていた頃から。
社会人時代に友人と食事をしている時も、21時を過ぎると健から連絡が入ります。
「こんな時間まで友達といるなんて、きみの親はどんな教育をしているんだ」といった内容のLINEや、返事を返さないでいると「男と一緒なのか?」と疑われたりしていました。
怒られる事を恐れて、大慌てで店を後にする美紗が走り出した先には何故か健の姿が。
どうしてここにいるのか尋ねたところ、GPSのアプリを使って居場所を特定したと言い出します。
さらに「非常識だ」と親まで連絡を入れられ、なぜそんな事をするのかと怒る美紗。
しかし「愛しているから」というよく分からない言葉で返され、これが本当に「愛」なのか困惑していました。
結局当時から異常なまでの束縛に美紗は違和感と恐怖を感じつつも、流されるままに結婚してしまった美紗を待っていたのは更なるモラハラ地獄。
中でも美紗を一番苦しめていたのは健や義母から言われる「子供が欲しい」という発言で、美紗の精神を何とか保ってくれるのは妊娠しないためのピルだけ。
そんなボロボロになってしまった美紗の前に現れたのは職場の上司として現れた同級生の湯島で、湯島の手助けで美紗は少しずつ立ち直っていく事になります。
失踪事件
健が電話をしている最中に理一という名前を耳にした美紗。
理一は健の弟であり、結婚式に一度だけあったきりの義弟でした。
健の母親に理一の事を聞くと明らかな動揺を見せはぐらかそうとしたため、美紗は詰め寄って理一の働いている職場を聞き出します。
しかし会社に電話をしてみると「在籍記録は無い」という返事が。
数日後、湯島に貰った「在籍記録って言い方だと勤めてはいたはず」という助言で更に混乱していたところ、美紗のスマホに知らない番号から電話がかかってきます。
電話の主は理一が勤めているはずの会社の先輩からでした。
その先輩から聞かされたのは数年前に理一が失踪したという真実。
母親は「ご近所からの目が気になる」という理由で警察に捜索願も出さず、会社には数日後に退職届だけが届いたと言います。
その話の中で出た理一の特徴と、美紗が結婚式で見た理一の印象が明らかに違った事に違和感を感じ、職場の先輩から理一の写真を送ってもらった美紗。
すると本当の理一は美紗の知っている理一とは全くの別人で…。
見どころ:ホラーよりも怖い?恐ろしいストーリー
本作は女性漫画で、序盤からすでに女性が酷い目にあっているのです。
「ここから復讐してスカッとするタイプの作品か」と思ってしまいそうですが、恐ろしいというかおぞましいというか、読んでいて「えっ、なにそれ怖っ」となるストーリーがある意味見どころです。
「ヒロインが捨てられた後に王子様と出会って立場逆転」といったテンプレのようなハッピーエンドではありません。
酷いパワハラだけでなく殺人事件まで起こり、しかもその事件は恐ろしく凄惨な現場に…途中からは推理小説を読んでいるような気分にもさせてくれます。
そして物語の後半ではパワハラにさえ理由があったと明かされ、作者の言う通り定番のような進行を期待し「スカッとしたい」という方にはあまりおススメ出来ません。
しかし、一度読み始めると事件の真相などが気になり、どんどん読み進めてしまうような魅力があり、全体的なストーリーも見どころとなっています。
そしてヒロインの美紗は間違いなく被害者なのですが、そもそも男性と付き合ったのも健が初めてだったため、「これが普通なのかもしれない」と勘違いするシーンも多くあります。
序盤は読んでいて「もっと美紗もハッキリ言えばいいのに」とモヤモヤする所もあると思います。
ですが晶の登場で「離婚する」と腹をくくってからは美紗も一気に成長。
それまで言いなりになっていたのがウソのように、自分の意思を通すようになりました。
ときよりビクビクしながらでも言いたい事を言うようになり、料理をする事も拒否。
健が離婚を拒んでなかなか離婚は出来ませんでしたが、一緒の家に住んでいるだけで夫婦として完全に破綻していました。
そして健に言われて黒いままだった地味な髪もバッサリ短く切って明るい髪色にし、フルタイムで働ける新しい職場を見つけて金銭的にも自立する準備を進めていきます。
その中で中学生時代の同級生である湯島と出会い、楽しそうに正しい男性との付き合い方を知っていく姿も見どころです。
<こちらもおすすめ>
レビュー:予想外の真実に揺さぶられるラブストーリー
夫の愛を妻は知らなかったを読んでみて、最初の印象は「典型的なモラハラ夫との離婚物語だろう」というものでしたが、読み進めるうちにその期待を裏切る展開に驚かされました。
序盤は、本当に耐え難いモラハラのシーンが多く、読むのがつらい瞬間もありました。
夫が浮気相手を自宅に招き、妻の前で堂々と振る舞う様子には怒りと嫌悪感しかありませんでした。
しかし、物語の深層に入るにつれて、この夫・健の行動の裏にはもっと複雑で暗い背景が隠されていることが次第に明らかになってきます。
幼少期からの家庭環境や、彼と浮気相手の関係が実は非常に歪んだものであったことが、話の進行に伴い浮かび上がってきました。
この真実を知ったとき、序盤の嫌悪感が少し和らぎ、健の複雑な感情に対して同情のような感情が生まれてきました。
確かに彼の行動は許されるものではありませんが、その背景を知ることで理解できる部分もあったのです。
一方で、ヒロインの美砂が少しずつ自立していく姿も非常に印象的でした。
彼女が自分の道を見つけ、夫との関係に決着をつける姿には応援したくなる気持ちが湧きました。
物語が進むにつれて、彼女の強さと、心の中で葛藤しながらも前向きに進んでいく姿勢が、読者として非常に励まされるものでした。
最も驚いたのは、タイトルの意味が最後に明かされる展開です。
夫の健が美砂に対して抱いていた愛情は、表面上の振る舞いからは到底見えてこないものでしたが、その深層にある本当の想いを知ると、タイトルの持つ重みが実感として伝わってきました。
ホラー漫画のようにビックリさせるようなタイプではなく、ジワジワ恐ろしさが来るタイプの内容で、それまでも色んな伏線はありますが、弟が別人だと明かされた事で一気に事件性が出てきます。
結局のところ、この物語はただのモラハラからの解放ではなく、人間の愛の複雑さと、時にはその愛がどれだけ歪んだ形で表現されるのかを描いた深い物語でした。
最後まで読み終えた後、正直、胸がすっきりするような結末とは言いがたかったですが、そこには「現実に起こりうる愛の形」と「誰しもが持つ弱さ」の描写があり、ただのエンターテインメント以上のものを感じました。
この作品は、一度読んだだけでは理解しきれない複雑な要素を持っており、再読することで新たな発見がある、そんな奥深さを持った漫画だと思います。
小説版は内容がかなりハードでしたが、コミカライズ版は比較的マイルドに描かれているので、まず最初はコミカライズ版から読み始めるのがおススメです。
夫の愛を妻は知らなかったのドラマはある?まとめ
「夫の愛を妻は知らなかった~零れる焔~」は、現在ドラマ化されていないが、小説と漫画で提供されている作品です。
今後ドラマ化される可能性はあるものの、現時点では未定です。
小説はエブリスタで299ページの長編として公開され、無料で読むことができます。
また、コミカライズ版も電子書籍ストアで配信されており、2024年10月18日に第7巻が発売予定です。
この漫画は短編形式で1巻が330円と手頃な価格で提供されており、電子書籍ストアのebookjapanでは割引クーポンを利用してお得に購入可能です。
物語は、最悪な結婚生活を送るヒロイン、美紗が健という年上の男性と強制的に結婚し続ける中、健の部下である晶という女性の登場で事態が一変するという内容です。
原作者の「みやおう」は他にも複数の恋愛作品を手掛けており、感情豊かなストーリーが読者に共感を呼んでいます。