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ねずみの初恋の漫画は、感動的なストーリーもあり、衝撃的なシーンもあり、見どころ満載の人気作品です。
他にも個性的なキャラクターたちが魅力でもあり、漫画では物語の展開に心を奪われそうですが、作品が完結しているのか気になっている方も多いのではないでしょうか?
この記事では「ねずみの初恋」のあらすじや見どころ、感想レビューを紹介しながら、物語は完結したのかについても触れていきます。
ねずみの初恋は完結済みの作品?
ねずみの初恋は週刊ヤングマガジンで2023年11月から連載されている作品です。
大瀬戸陸先生が手掛ける作品で、現在も連載が続いているので、まだ完結していない作品となっています。
物語の進行は徐々に進んでおり、登場人物による恋愛模様が少しずつ描かれているため、毎回のエピソードに期待感が高まるのが特徴です。
物語の結末やキャラクターたちの恋がどのように実るのかに対して、多くの関心が寄せられており、次の展開を楽しみにしているファンも多く、完結はまだ先の話でしょう。
連載が続く中で、物語の深まりとキャラクターたちの成長を追っていけるのも「ねずみの初恋」の大きな魅力です。
今後の展開がどのように進んでいくのか、完結まで読者の期待が膨らむ作品です。
漫画は何巻まで読める?
現在単行本が3巻まで販売されています。
また、より手軽に読みたい方向けに分冊版もあり、そちらは16巻まで公開されています。
分冊版はリーズナブルな価格で提供されているため、まず試しに読みたいという方には最適な選択肢です。
また、一部のエピソードはヤンマガwebなどで無料で読むことも可能です。
ただし、全てのエピソードが無料というわけではなく、一部はポイントを使わないと読めない有料コンテンツとなっている点には注意が必要です。
よって、一気に読み進めたい場合は、電子書籍ストアなどで購入した方が手っ取り早いということです。
無料で提供されるエピソードを楽しみつつ、気に入ったら分冊版や単行本を購入して続きを読むという楽しみ方ができるのも、この作品の魅力と言えるでしょう。
出版社はもちろん講談社。コミックスは2024年10月現在3巻まで刊行されています。
ねずみの初恋のあらすじ!どんな内容?
可愛い作画ではありますがジャンルはヤクザや殺し屋が主役のミステリー・サスペンス。
シリアスな展開が多くなっているものの、ラブストーリーの要素もたくさん登場します。
主人公のねずみは幼い頃から殺しを叩きこまれた「最強の道具」と呼ばれている少女で、命令通りにターゲットを殺す感情の無い人形のような人生を送っていました。
その日も命令通りターゲットをゲームセンターで殺害し、いつも通り現場を去ろうとした時、ある一人の少年に声をかけられます。
少年の名前は碧(あお)と言い、後日ねずみに一目惚れをして付き合いたいと告白します。
愛だの恋だのという知識は全くなかったねずみでしたが、突然の告白に驚きながらも2人は付き合う事に。
ねずみは殺し屋の仕事を続けながらも、その後は幸せな時間を過ごしていました。
しかし半年が過ぎたある日、ねずみが雇い主に急遽呼び出されて現場へ向かうとそこにいたのは…。
二人は幸せな同棲生活を始めますが、ねずみの所属するヤクザ組織はそれを許しません。
組織から追われることになった碧を救うため、ねずみは「碧を殺し屋に育て上げる」という交換条件を提示します。
愛する人を守るために人を殺すという、残酷な選択を迫られる二人の姿が描かれます。
物語は、愛と暴力が交錯する中で、ねずみと碧が困難に立ち向かいながら成長していく様子を描いています。
また、組織との対立や新たな敵の出現など、スリリングな展開が続き、読者を引き込む内容となっています。
作品のポイント
主人公の設定と描写のギャップがあり、主人公「ねずみ」は見た目が非常に可愛らしい少女ですが、実は冷酷な殺し屋という役割を担っています。
このギャップが読者に強いインパクトを与え、予想外の展開に魅了されるという点が作品の大きな魅力です。
可愛い少女が容赦なく暗殺を行うという設定が、物語において非常に興味深く、独自の面白さを生み出しています。
また、物語の中で感情を抉るような描写が多いことも特徴です。
残酷な世界に生きていく様子が詳細に描かれており、そのギャップが読者の感情を強く揺さぶります。
これにより、単なる殺し屋の物語ではなく、読者がキャラクターに深く共感したり、時に辛さを感じる作品へと昇華しています。
感情が大きく動かされる展開が、多くの人にとっての魅力であり、心に残る要素となっています。
物語の先行きが不透明で、ハッピーエンドが期待できないという緊張感も、作品にスリルを加えています。
「ねずみと碧の関係はどうなるのか」といった要素が、読者に不安と希望を同時に抱かせ、物語に引き込む大きな力となっています。
こうした先の見えない展開が、作品の興味深さをさらに高めており、読者を引き付け続けるポイントとなっています。
また、通常描かれない「モブキャラの視点」を取り入れていることも注目すべき点です。
ねずみによって命を奪われるキャラクターたちの視点からの描写を通して、彼らにも人生があったこと、命の重さが感じられるような深みが物語に加えられています。
このように、個々のキャラクターに背景を持たせ、ただの殺し屋の物語ではなく、命の重みや人間関係の繊細さを感じさせる要素が、この作品の面白さを形成しています。
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登場人物の詳細
ねずみ
主人公のねずみは、幼い頃からヤクザ組織に殺し屋として育てられた少女です。
感情を抑制され「最強の道具」として命令通りに従い、狙った人物を暗殺するキャラクター。
外見はあどけなく可愛らしい少女ですが、その内面は冷徹でプロフェッショナルな殺し屋です。
しかし、普通の青年・碧(あお)と出会ったことで、ねずみの中に初めて人間らしい感情が芽生えます。
彼との交流を通じて、愛や喜びといった感情を知り、徐々に心に変化が現れます。
日常生活や恋愛に不慣れな彼女は、純粋で無垢な一面も持ち合わせており、そのギャップが彼女の大きな魅力となっています。
ねずみの特徴は、感情を持たない殺し屋としての一面と、初恋に戸惑う普通の少女としての一面が共存していることです。
この二面性が彼女のキャラクターを深くし、物語に緊張感と切なさを与えています。
碧(あお)
碧(あお)は、ねずみの初恋の主要な登場人物で、普通の青年です。
ゲームセンターでねずみと偶然出会い、彼女に一目惚れして告白します。純粋で優しく、他者を思いやる心を持っています。
しかし、ねずみがヤクザ組織の殺し屋であることを知らずに交際を始めます。
ねずみとの幸せな生活を送る中で、彼女の過去や組織の存在を知り、危険に巻き込まれていきます。
このとき、碧は愛するねずみを守るため、自らも殺し屋になる決意をします。これには強い覚悟と勇気が必要でした。
一方で、普通の生活から一転して裏社会に足を踏み入れることで、彼は多くの葛藤や困難に直面します。
それでも、ねずみへの深い愛情と彼女を守りたいという強い思いが、碧を成長させていきます。
このように、碧の特徴は純粋さと優しさ、そして愛する人のために自己を犠牲にする覚悟を持っている点です。
彼の人間的な弱さや苦悩が物語に深みを与え、読者の共感を呼び起こします。
イルカ
イルカは、ねずみを育てたヤクザ組織の組長です。
冷酷非情な人物で、ねずみと碧の関係を許さず、二人に過酷な試練を課します。
彼の存在が物語の大きな障害となります。
テング先生
テング先生は、ねずみの指導者であり監視役です。
感情を見せずにねずみに厳しく接しますが、その内心は謎に包まれています。
彼が物語にどのように関わってくるのか注目されます。
メシア
メシアは、ねずみが仕事中に出会った少女で、敵対する組織に所属しています。
彼女は碧を誘拐し、物語を新たな展開へと導く重要なキャラクターです。
また、実はメシアについては読み切り作品として「ごめんなさいメシアちゃん」という漫画があります。
児童虐待をテーマにした読み切り漫画で、主人公のメシアちゃんは、過酷な家庭環境をテーマとした作品です。
この作品は重い社会問題を扱っており、メシアちゃんの置かれた状況や彼女の行動を通じて、児童虐待の現実とその影響について強いメッセージが伝わってきます。
一部の読者にとっては、登場人物の心理描写やストーリー展開に物足りなさを感じるかもしれません。
例えば、メシアちゃんがなぜ周囲に助けを求めないのか、彼女の内面や背景がもう少し詳しく描かれていれば、物語に深みが増したと思います。
全体的に、社会の暗部を描いた作品であり、読後にさまざまな感情を抱くことができると思います。
重いテーマに興味がある方や、社会問題について考えたい方には、一読の価値がある作品ではないでしょうか。
ねずみの初恋の漫画概要
ネタバレ:ねずみと碧の出会い
場所はとあるゲームセンター。
そこには可愛らしいぬいぐるみを欲しそうに見つめる少女と、何かに怯えながら必死に電話するチンピラ風の男がいました。
プリクラの機械に身を隠し、母親に助けを求める男。そこへ先ほどの少女が近づいていきます。
そして次の瞬間、少女は何の躊躇もなく男を殺し、仕事が終わったことを伝えていました。
その際に再び人形に目をやると、1人の少年が声をかけてきます。
人形を代わりにとってあげると張り切る少年でしたがなかなか取れず、両替機の元へ向かい戻ってくると少女の姿は消えていました。
数日後、ねずみが公園のブランコに座っているとあの時の少年が現れ、ねずみが見ていた人形を手渡します。
碧という少年はその場で一目惚れしたと告白し、2人は同棲生活を送る事に。
半年も経った頃にはお互いを名前で呼び合うようになっており、照れくさそうにしながらも幸せな時間を過ごしていました。
そしてねずみの誕生日前日。碧はレストランを予約して、盛大にお祝いする計画を立てます。
一方のねずみもレストランから帰ってきたらえっちをしようと言い、2人は急接近。
まさに幸せの絶頂だったのですが、その全てをぶち壊す事件が起きてしまい…。
一般人から殺し屋へ
殺される寸前だった碧を救い出すため、碧を一人前の殺し屋に育てるといったねずみ。
雇い主である組長のイルカはその提案を受け、1ヵ月で碧を殺し屋に育てるよう命令します。
もし失敗したら碧には消えてもらう。そう言い残し、去って行ったイルカ。
車の中でターゲットとなるチンピラの写真を受け取り、碧は1人でターゲットを殺す事に。
そして2日後、ねずみによる殺しのレッスンが始まります。
密着した身体にドキドキしながら、殺しの方法を教えてもらう碧でしたが、殺しの練習と思春期の誘惑の間で心が揺れ動く事態に。
ねずみに刃物を向ける所から始まり、残り10日となった所でようやくねずみの首元にナイフが届くようになりました。
その事を誰よりも喜んでいたのはねずみで、「今の危なかった!ちょっと死んじゃいそうだった!!」と大喜び。
その日の夜はねずみが碧の頬にキスをし、見てる方が恥ずかしくなるイチャイチャを見せつけます。
しかし場面は突如過去の話に戻り、そこには自宅で1人の女性を殺すねずみの姿が。
そしてその家に後から帰ってきたのは碧であり、碧の姉さんを殺したのはねずみだった事が読者に明かされる事に…。
見どころ:可愛い作画からは想像できないサスペンス要素
本作のみどころは裏社会や殺し屋をメインとしたサスペンスです。
「ねずみの初恋」というタイトルや、可愛い作画からは想像できない壮絶な内容となっています。
殺す方と殺される方の精神的な描写や、殺しの方法など、とにかく見ていて恐ろしくなるような内容が、ある意味見どころとなっています。
そして、一番の見どころは「サスペンスの中にある恋愛要素」です。
幼い顔をした主人公たちが、殺し屋として仕事をしていくところも見どころですが、年相応に恋愛しているところも本作の見どころ。
とくにねずみは恋愛と無縁の生活を送ってきたため、何をするにも幸せそうな表情を見せます。
ただ、今まで恋愛経験が無かったためよく分からない方向へ行く事もしばしば…。
碧がねずみをターゲットに見立ててナイフを突きつけたり、自分のクビにナイフが突きつけられながら上達している事と喜んで見せたり。
到底普通のカップルとは言えないような描写が見どころです。
それでも碧が他の女性に触れられると必死に阻止しようとしたり、碧の為ならためらいなく後を追って死のうとしたり、碧のことを心の底から大切に思っているところもねずみの魅力となっています。
レビュー:裏社会の怖さが分かる作品
可愛い絵柄とは裏腹に、読んでいて怖い作品でした。
ホラーなどの怖さではなく、「闇金ウシジマくん」のような裏社会の怖さがあります。
しかしその中でも恋愛要素がたくさん登場し、浮かれたと思ったら次の瞬間には地獄に突き落とされた気分にされたりします。
感情がジェットコースターのように乱高下してしまう、というのもこの漫画の特徴ではないでしょうか。
ヤクザ組織や敵対する勢力との緊張感あるストーリー展開は、物語にスリルと興味を引き立てます。
作画も特徴的で、可愛らしいキャラクターのデザインと、シリアスなシーンのギャップが印象的です。
この対比が物語の残酷さや切なさをより一層引き立てています。
一方で、物語は暗いテーマや過激な描写も含まれているため、読む際には心の準備が必要かもしれません。
しかし、その中に描かれる純粋な愛情や希望が、読者の心に深く響くことでしょう。
サスペンスとラブストーリーの両方が楽しめる作品ではありますが、特に裏社会やサスペンスが好きな方は是非読んでみてください。
読み進めると、二人の運命がどのように展開していくのか、続きが非常に気になる作品になるでしょう。
ねずみの初恋は完結してる?まとめ
ねずみの初恋は、2023年11月から週刊ヤングマガジンで連載中の大瀬戸陸先生による作品です。
2024年10月現在、まだ完結していない漫画となるので、今後の展開にも注目できる作品です。
単行本は3巻まで刊行され、分冊版はより手軽に楽しむことが可能となっている点も魅力です。
物語は、可愛らしい見た目ながら冷酷な殺し屋である少女「ねずみ」と彼女に一目惚れした少年「碧」の恋愛を描きます。
漫画ではちょっと驚くようなグロテスクな描写もありますが「ねずみ」と「あお」の恋愛模様が気になる作品でもあるのです。
単純な殺し屋の物語ではない、というのがこの作品の面白い所でしょう。