春の嵐とモンスターは完結済み?単行本は何巻まで読める?

少女漫画

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少女漫画で注目度の高い漫画として「春の嵐とモンスター」という作品があります。

白泉社の花とゆめで連載されている少女漫画で、通称「春モン」とも呼ばれていたりします。

少女漫画ですがラブストーリーに偏り過ぎずギャグ要素も多めの作品であり、ギャグ漫画としても楽しめるのが特徴的。

このような魅力たっぷりの春の嵐とモンスターですが、では漫画は完結してるのでしょうか?

また、単行本などもあるので、何巻まで読めるかについてまで詳しくご紹介します!

春の嵐とモンスターは完結している漫画?

一度すでに読んでいる方なら分かるかもしれませんが、春の嵐とモンスターはまだ完結していません。

基本的に公式Xで漫画の最新情報などを配信していますが、完結するような情報も記載されていません。

詳細:春の嵐とモンスター【公式】 (@HarumonOfficial)

物語はますます面白くなり、新たなギャグ要素なども楽しめるため、すぐに完結する様子は感じられません。

平穏な暮らしを愛する姉と、ハードボイルドすぎる人生を送ってきた弟の関係がまだまだ続くということです。

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>>春の嵐とモンスターを立ち読みする

もし完結するとすれば、ドラマチックな展開が予想されるので、今後のストーリー展開から目が離せません。

単行本は何巻まで読めるのか?

2025/05/06日現在、春の嵐とモンスターの単行本は7巻が最新刊となっていますので、7巻まで読むことが可能です。

7巻の最終話は35話まで収録しているので、単行本の最新話は35話ということになります。

各巻の発売日と配信話
  • 1巻:2022/11/18(1話~5話)
  • 2巻:2023/03/20(6話~10話)
  • 3巻:2023/07/20(11話~15話)
  • 4巻:2023/12/20(16話~20話)
  • 5巻:2024/05/20(21話~25話)
  • 6巻:2024/10/18(26話~30話)
  • 7巻:2025/02/20(31話~35話)

また、最新話を早く読みたい場合は、連載中の雑誌「花とゆめ」で読むといいでしょう。

花とゆめでは2025/4/18発売の10・11号に最新話が収録されており、単行本よりも早く物語が進んでいるので、すでに単行本を読み終えている方におすすめです。

>>花とゆめ10・11号の詳細へ

また、白泉社のマンガParkでは最新話を配信しておりません。

関連作品もおすすめ

春の嵐とモンスターはミユキ蜜蜂先生の作品ですが、過去に完結している作品として「なまいきざかり」という作品があります。

なまいきざかりはバスケ部のマネージャーとして活躍する高校生をテーマとし漫画で、春の嵐とモンスターとは少し内容が異なります。

しかし、作者が同じなので雰囲気など似ている部分が多く、まだ読んでいない方にとって新鮮さを感じられることでしょう。

 

 

春の嵐とモンスターの漫画概要

あらすじ:再婚によって変わる主人公

本作のヒロイン「春野嵐子」は子供の頃から人付き合いが苦手。

小学生の頃には女友達の相関図に振り回され、頭がショートし卒倒した事もあるほどでした。

それからは波風を立てずに生きていくため、極力1人でいるよう心がける事に。

クラスで嫌われている訳ではありませんが、誰とも関わらず空気のような学校生活を送っていました。

そんな嵐子の穏やかな人生は、母親の再婚がきっかけで激変してしまいます。

母親を大切に思っている嵐子は再婚に反対する事もなかったのですが、問題は相手の連れてきた義理の弟になる少年「天峰栢」の存在でした。

平穏な日々を行きてきた嵐子とは真逆で、波乱万丈の人生を歩んできた栢。

中学生とは思えぬ大人びた外見と注目を浴びる美形。

そして一歩外に出ればすぐ喧嘩をする荒っぽい性格。

嵐子が一番関わりたくない存在なのですが、姉弟になったからには関わらない訳にもいかず、今後どうなるのでしょうか?

第一話ネタバレ: 姉弟の出会い

「君子危うきに近寄らず」「触らぬ神に祟り無し」

そんな座右の銘を持ち「この世の危うき神とは人間」と徹底して人間を避けていた嵐子。

しかしそんな「危うき神」はある日突然「弟」という姿で嵐子の前に現れます。

母親の再婚相手の連れ子であり、高校1年生の嵐子より1学年下の中学3年生。

必要以上に関わらず、あくまで形式上の弟として迎え入れようと思っていたのです。

だがそこに現れたのはつい先日外で大暴れしていた嵐子が、一番関わりたくないタイプの男の子でした。

喧嘩の現場で1度顔を合わせてしまっていたものの、覚えていない事を祈っていた嵐子。

しかし栢はしっかり嵐子の事を覚えており、好き勝手振舞う栢に嵐子は生命の危機さえ覚える事態に。

身の危険を感じた嵐子は物置へ避難した上で、栢には「家族になれない」「あなたに家族を思う気持ちなんて分からない」と言ってしまいました。

そしてある日、栢が家を出たまま姿を消してしまい、夜中になっても帰ってこなくなってしまいます。

不良なんだからよくあることなのでは?程度に思っていった嵐子でしたが、父親の口から栢がこれまでどういう人生を送って来たか聞かされ、悪いことをしたと反省します。

その後、嵐子は栢を傷つけてしまった事を後悔して探しに走るのです。

家族でグランピング

父親の仕事が休みの日、みんなでお出かけしようと提案する母親。

外出と聞いて留守番する気満々だった嵐子でしたが、栢が「嵐ちゃんがいくなら行く」と言い出したため、結局4人で行く事に決定してしまいます。

最初は乗り気でなかったものの、思いのほか他人との接触も無く、時間を忘れて無に浸れる状況に満足していた嵐子。

一方の栢も父親とゆっくり話す時間が出来て、お互いが有意義な時間を過ごしていました。

その後は蜂に襲われたりクマに遭遇したりと、なかなかハードな内容のグランピングになったものの、なんとか家族そろって初のお出かけを楽しく終える事ができた4人。

帰りの車では疲れた2人は寄りかかるように寝ており、母親は可愛いとはしゃいでいたのですが、目が覚めたタイミングで車が大きく揺れ、2人の唇がぶつかってしまう事に。

この日を境に「本当の嵐」が巻き起こる事になってしまいます。

見どころ:空気なヒロインの成長

名前こそ「嵐子」と荒々しい感じがするヒロインですが、中身は人畜無害で空気なヒロイン。

漫画でいうならモブキャラのような存在だった嵐子が、栢と関わっていくうちに成長していき、徐々にヒロインとしての魅力を増していくのが本作の見どころです。

学校では極力誰とも関わる事をせず、家に帰ったら部屋へ引き籠って飼っている豚と過ごす時間が一番の生き甲斐。

将来は在宅ワーカーとして誰とも関わらず生き、結婚もせず介護型アンドロイドと晩年を過ごす人生設計まで立てていました。

そんな人生も栢が現れてからはガラリと変わり、栢の近すぎる距離感に戸惑いながらも、嵐子なりに一生懸命姉として面倒を見るようになっていきます。

いつもオドオドしていて姉弟が逆に見える事もありますが、怯えながらもダメなものはダメだと言って叱ったりする姿が魅力的です。

そして嵐子のおっとりした性格と、なにより丁寧な口調で一生懸命頑張っている姿も見どころです。

栢は栢で笑うだけで可愛く感じる女性読者はかなり多いと思います。

そんな可愛い2人がどの様な恋愛模様を繰り広げていくのか、是非チェックしてください。

意外と中身は子供な栢

栢は中学生の設定ですが、まったく中学生に見えないほど大人びています。

街では高校生が相手でも引きずり回したり投げ飛ばしたり、頭を鷲掴みにして持ち上げたり…とにかく凶暴で手に負えないような美形のモンスター。

恋愛面でも自分から女性に手を出す事はありませんが、女性の方から手を出される事はしょっちゅうあり、嵐子よりも遥かに大人な人生を送ってきました。

それだけにいつも姉弟立場は栢の方が上から目線なのです。

しかし、2人でゲームをした時にはゲームが上手い嵐子を見て目を輝かせながら子供のようにはしゃいだり、嵐子のことを「嵐ちゃん」や「お姉ちゃん」と呼ぶなど、可愛いところも多々あります。

大人っぽくてトゲトゲしてるけど、子供っぽいところもある。そんなギャップが栢の魅力で見どころでもあるのです。

読んだ感想:嵐ちゃんと栢くんの関係が面白い

ミユキ蜜蜂先生の春の嵐とモンスターは、まさに予想を超える素晴らしい作品でした。

この作品は少女漫画ですが、少年漫画のような喧嘩をするシーンもあり、特に最初の方は少年漫画を読んでいるようでした。

しかし、物語の深さとキャラクターの多面性にすっかり心を奪われ、一気読みしてしまうような内容に驚きました。

初対面の場面から心の距離が縮まっていく嵐ちゃんと栢くんの関係性には、読者として引き込まれる力があります。

絵の美しさが際立っているのはもちろん、キャラクターの描写が圧巻です。

特に、嵐ちゃんの内向的で他人と距離を置きがちな性格と、その中で他人を思いやる優しさが非常に魅力的に描かれています。

栢くんもまた、冷たく見えて実は深い傷を抱えており、その複雑な心情が丁寧に描かれているため、共感しながら読めます。

ストーリーが進むにつれて、嵐ちゃんと栢くんの関係が徐々に変化していく過程がとても自然で、一緒に成長する姿に応援したくなります。

また、義姉弟という設定がただの恋愛ストーリーに終わらず、心の痛みや成長そして家族としての絆を大切に描かれており、深いテーマを感じさせます。

さらに、ペットの小豚・孫助が登場するシーンも癒し要素として素晴らしく、物語にほっこりとしたスパイスを加えています。

栢くんのヤンチャで不器用な部分も、嵐ちゃんとのやり取りの中で徐々に変化し、家族としての絆が深まっていく様子が、感動的に描かれています。

全体を通して、ミユキ蜜蜂先生の手腕が光る作品です。次の展開が待ちきれず、続きが気になる魅力満載。

嵐ちゃんと栢くんがどのような結末を迎えるのか、期待が高まるばかりです。

恋愛対象も義理の姉弟という事で、好きな人はとことん好きな内容だと思います。

コラボカフェも開催している

ちなみに、漫画とは関係ないかもしれませんが、春の嵐とモンスターには、作品の世界観を楽しめるコラボカフェも存在します。

コラボカフェとは、人気作品と提携して、その作品のキャラクターやテーマに基づいた特別なメニューやグッズを提供する飲食店です。

ファンはお気に入りのキャラクターをモチーフにした料理を味わったり、限定アイテムを手に入れたりできるため、作品の世界に浸りながら特別な時間を楽しむことができます。

 

 

春の嵐とモンスターは完結済み?まとめ

春の嵐とモンスターは、白泉社の「花とゆめ」で連載中の少女漫画で、まだ完結していません。

物語は、平穏な生活を望む姉・春野嵐子と、波乱万丈の人生を歩む弟・天峰栢の関係が描かれており、ギャグ要素も多いのが特徴です。

最新情報は公式Xで配信されており、単行本は2025年05月06日現在、7巻まで発売中です。

最新話は連載中の雑誌で読むことができ、既に36話まで進んでいます。

本作は、再婚により義理の弟となった栢との関わりを通じて、嵐子が成長していく姿を描いており、栢の大人びた外見と子供っぽい一面のギャップも見どころの一つです。

作者のミユキ蜜蜂先生の過去作「なまいきざかり」もおすすめで、同様に魅力的なキャラクターと物語が楽しめます。

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