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アイシールド21は結構前の漫画ですが、日本のスポーツ漫画の中でも特に人気のある作品です。
最近は読み切り作品が久しぶりに登場し、懐かしさのあまりまた読み直ししている、という方も多いでしょう。
そしてアイシールドの存在を知っている方ならお分かりと思いますが、セナの正体がバレるシーンがあります。
では正体がバレるのは何巻になるのか、そして漫画がいつ完結したのかまでご紹介します!
漫画のアイシールド21でセナの正体がバレる巻は?
結論から言いますと、正体がバレるのは盤戸スパイダーズ戦、第18巻となっています。
自分で仮面を外すことになり、まもりに正体を明かすのですが、これは自分自身が決めたことなのです。
そもそも正体を隠すことになったのはご存じとは思いますが、ヒル魔が瀬那の才能(最速の脚力)をバラしたくないことから、色付きのアイシールドを使用するところから始まります。
恋ヶ浜キューピッド戦に出場することになる瀬那でしたが、色付きのアイシールドを着用した、21番の選手の中身は誰なのかわかりません。
そして顔がよく見えないことから、なんと物語中盤まで、瀬那は正体不明の「アイシールド21」と呼ばれることになるのでした。
結局はバレてしまうのですが、その後まもりのことなど、18巻ではかなり濃い内容となっているので、読み応えを感じられるでしょう。
また、アニメでは79話で正体がバレてしまっていますので、漫画とアニメでは話数が異なるので気を付けて下さい。
アイシールド21が完結したのはいつ?
アメリカンフットボールを題材にした熱い戦いと、個性豊かなキャラクターたちの成長を描いているアイシールド21。
漫画はすでに完結しており、1巻から最終巻の37巻、全333話となっています。
完結した日はジャンプでは2009年6月15日となっており、単行本の最終巻の発売日は2009年10月2日になっています。
また、2024年に読み切り作品が登場しており、完結した後のストーリーが読めるようになっているので、こちらもおすすめです!
ちなみに、電子書籍の発売日は遅くなっており、最終巻は2014/03/19日の発売となっており、アニメは2008年3月19日で終了、全145話で完結しています。
アイシールド21は、スポーツを通じて友情、競争、そして自己成長の物語を描いた作品でギャグ要素から、感動までありの作品。
そのリアルな描写と感動的なストーリーは、アメリカンフットボールファンだけでなく、多くの漫画ファンからも支持されています。
このように完結している作品ですが、後で読み切り作品が登場するほど、今でも魅力的な漫画なのでアメフト好きにはたまらない作品でしょう。
アイシールド21の漫画をおさらい!知っておきたいこと
小早川瀬那の名前は誰からとった?
アイシールド21はアメフト漫画ですが、面白いことに作品の中にはF1(フォーミュラ1)に関連した要素が散りばめられています。
その最も顕著な例は、登場人物の名前にあります。多くのキャラクターの名前が、実際のF1ドライバーから取られているのです。
まず注目すべきは、主要キャラクターの一人である小早川瀬那の名前です。
彼の名前は、F1の伝説的なドライバー、アイルトン・セナからインスピレーションを得ています。
セナはF1の歴史の中で最も称賛され、愛されたドライバーの一人であるのはご存じの方も多いでしょう。
もちろん日本でも有名で、セナの名前がこのように漫画のキャラクターに使用されることは、セナがどれだけ広範囲に影響を与えているかを示しています。
そして、小早川瀬那の背番号は21となっていますが、アイルトンセナは誕生日が3月21日なので、共通点があることが分かります。
また、別のキャラクターであるヒル魔も、F1とのつながりが見られます。
彼の名前の一部「魔」という名称を英語に訳すと「デーモン」となり、ヒル+魔=デーモンヒルという元F1ドライバーの名前となっているのです。
他にも、瀬那の母親の名前は「小早川美栄」なので、美栄=ミハエル・シューマッハがモチーフになったと考えられます。
漫画のあらすじ:アメフト部に入部
主人公の小早川瀬那は、非常に足が速いが体が小さく、元々はアメフトに興味がないキャラクター。
はじまりは、「私立泥門高等学校」の入試合格発表当日。
小早川瀬那は、幼馴染の姉崎まもりと一緒に、合格番号の中から、瀬那の受験番号である「021」を発見します。
合格したことに喜ぶ二人ですが、誰かがこちらに寄ってきており、その正体は泥門高校アメフト部のヒル魔と栗田。
しつこいぐらいにヒル魔と栗田からのアメフト部の勧誘が続き、栗田の熱い想いを聞いたセナは選手ではなく「主務」として入部するのでした。
小早川瀬那がチームの一員となり、「アイシールド21」という謎のプレイヤーとして知られるようになると、彼の天才的な走りはチームの勝利に大きく貢献します。
そして、チームは弱小チームから徐々に強豪チームへと変貌を遂げていく過程が描かれます。
瀬那は、チームメイトやライバルたちとの関係を深めながら、自分自身の限界に挑戦し続けます。
漫画の終盤には、キャラクターたちがそれぞれの道を歩み始める様子が描かれ、彼らの未来に希望を感じさせるような終わり方を迎えます。
最終的に、瀬那と泥門デビルバッツの仲間たちは、それぞれが夢を追い続けることの大切さを学びながら、自らの限界を超えることの価値を知ることになります。
第1巻のみどころ:瀬那の活躍
アイシールド21の第1巻の見どころは、ヒル魔・栗田・姉崎との関係性と、恋ヶ浜キューピッド戦です。
入部して間もなく大会が開催され、主務である瀬那は、試合のビデオを撮りながら見守ります。
しかし、試合の行方は、残り数秒で恋が浜キューピッドに先制される展開で、チームメイトの石丸君が怪我をするアクシデントまで発生。
ついに瀬那の出番がやってくることになりますが、見どころとしてはやはりセナの活躍でしょう。
泥門デビルバッツはヒル魔・栗田の経験者2名と、瀬那含め初心者に近いメンバーが多数。
相手は全員経験者ですから、圧倒的不利に近い状況です。その中で、瀬那はどんな活躍をしてくれるのか。
恋ヶ浜キューピッド戦の試合は勝利できるのか。ラストシーンは目が離せません。
瀬那の特徴を瞬時に見抜き、活躍につなげるヒル魔。面倒見がよく、優しく瀬那をサポートしてくれる栗田。
常に瀬那のことを考えており、成長を見守る姉崎。アイシールド21をこの先も読み進めていくうえで、この3人は欠かせません。
泥門デビルバッツのメンバーは、それぞれに個性があり、彼らの交流や成長が物語に深みを加えています。
漫画では、試合のシーンで見せるダイナミックな描写も見どころで、キャラクターたちの心理描写が絶妙に融合しています。
特に、アメフトの詳細なルールや技術が、初心者でも理解しやすいように説明されているため、スポーツに詳しくない読者でも楽しめます。
そしてライバルチームのキャラクターもまた魅力的で、彼らとの試合は読者にとっての見どころの一つです。
ネタバレ(恋ヶ浜キューピッド戦)
第1巻注目の恋ヶ浜キューピッド戦はどちらも得点をゆずらない形で進みます。
守備では、主導権は恋ヶ浜にとられるものの、要所で栗田が相手をつぶし無失点。
攻撃では、ヒル魔が鋭い効果的なパスを送りますが、まわりが素人すぎてキャッチできず無得点。
なかなか上手くいかない状況が続き、そのまま第1、2、3クォーターが終了。
そこで、ビデオ撮影をしている瀬那が「そろそろ試合終了で引き分けかな?」と感じた、試合終了20秒前。
自陣ゴール前で、栗田がファールをしてしまい、これを恋ヶ浜がキッチリ決め0-3。
加えて試合に出場している石丸君が右足を痛めて退場。1回戦敗退の空気が漂います。
泥門デビルバッツはあとがありません。ここでやっと瀬那の出番がきます。
試合は残り9秒、恋ヶ浜のキックオフでスタート。ヒル魔がキャッチし、瀬那へのパス。
パスを受け取った瀬那は、すぐさま相手ゴールに向かいます。
そして、いきなり1・2,3・4、5・6・7人抜きと圧巻の走りを披露。
最後の4人のディフェンダーたちを、栗田とヒル魔の力を借りながら突破。
しかし、果たして最終的に勝利することが出来るのでしょうか?
レビュー:先が楽しみな漫画
一言であらわすと「気持ちよい」がしっくりきます。魅力は一言で言い表せないほど多岐にわたります。
学校では、冴えないキャラクターでパシリにされる主人公瀬那ですが、最後の最後にそのパシリで培った脚力で相手を圧倒。
物語の主人公、小早川セナは、その非凡な足の速さを武器にアメフトの世界で成長していきます。
最初は単なるスポーツ漫画と思いきや、作者の緻密な策略、キャラクターたちの個性的な魅力、心温まるストーリーの展開が読者をぐいぐい引き込んでいきます。
そしてセナをアメフト部に引き込んだヒル魔は、計算高く、時に厳しくもありながら、セナの潜在能力をいち早く見抜き、彼の才能を開花させます。
ヒル魔のように一見悪役に見えるキャラクターが、実は大きな愛情を持っている様子は読者の心を打つポイントの一つ。
笑いあり、涙ありのこの作品は、ただのスポーツ漫画ではなく、友情から努力、そして勝利を描いた、まさにジャンプ漫画の金字塔。
未読の方には是非一読をオススメします。そして、既読の方も再度手に取り、セナたちの熱い戦いを再び体感してみてはいかがでしょうか。
とくに相手を抜く際に、瀬那が見ているランニングコースが描かれるシーンは鳥肌ものです。
スピードだけなら国内トップレベル、と言える瀬那がこの先どのレベルまで通用するのか。
どんな相手と戦って勝っていくのか、どう成長していくのか。
漫画を読んでいると、先が楽しみになってくるような気持ちになるでしょう。
アイシールド21でセナの正体がバレるまとめ
アイシールド21は、日本の人気スポーツ漫画で、主人公でもある小早川瀬那が「アイシールド21」として顔を隠し、アメリカンフットボールの才能を披露する物語です。
この作品は漫画雑誌「ジャンプ」で連載され、全333話からなり、2009年に完結しました。
瀬那の正体が明かされるのは第18巻で、彼が自ら仮面を外し、密かに応援していたまもりに正体を告げるシーンが描かれます。
漫画の特色としては、アメフトという日本ではマイナーなスポーツを題材にしている点。
そして瀬那の成長と彼を取り巻く個性的なキャラクターたちの人間関係が魅力的です。
瀬那の名前はF1ドライバーのアイルトン・セナから取られており、その他のキャラクターやその背番号にもF1へのオマージュが散りばめられています。
アニメ版は全145話で描かれ、漫画とは異なる部分もあるため、ファンならずとも両方の形式で楽しめる内容となっています。
さらに、漫画完結後の2024年には読み切り作品が登場し、長らくのファンにとっては新たな楽しみが提供されています。
無名の高校のアメフト部が全国を目指すストーリーは青春スポーツ物語として多くの支持を得ており、幅広い層からの愛読者がいる作品です。